帰ってきたラパスの町。
宿替えをしてホステル・インティワシに泊まることに。ウユニに行く前に泊まったHostal Austriaでは殆ど日本人に会えなかったのだが、インティワシには日本人がかなりいた。
両方泊まったので比較してみると、まず値段はインティワシがドミ30ボリ、Austriaが40ボリとインティワシの方が安い。
だが、個人的に清潔感があるのはAustriaだと思う。
ホットシャワーはどちらも一つしか動かない。
立地はAustriaがかなり坂の上にあるので荷物が大きい旅人にはきついかもしれない。インティワシは立地は便利。サカルナガ通りにも近く、旅行会社や両替もしやすい。
インティワシでも何も不便はなかったが、Austriaの真下にある中華の食堂がラパスで一番うまい中華系食堂なんじゃないかと思うので(しかも宿のwifiを拾える)Austriaに泊まったときの方が「美味いもんくってた」思い出がある。自分的にはここは大きなポイント。自炊はもちろんどちらでもできる。

インティワシの宿で一緒になったハルカちゃんとケンと3人で日曜日のラパスの町を散策。日曜日には町中にマーケットが立ち並ぶ。

お土産物屋に売っているリャマのミイラ。値段聞いたら300ボリ(5100円)くらい(´Д` ) 魔除けなのかなんなのか…家の四隅に飾ったりするみたい。

このファニーな人形は富のお守り。
ラパスの日曜日といえば!
1番の見所は間違いなく「チョリータ・レスリング」!
通称「おばちゃんプロレス」。
インティワシの旅人達も見にいくとのことなので皆でまず泥棒市へ。
おばちゃんプロレスは、泥棒市の行われている辺り(ラパスの町でかなり高度の高い辺り)のコロセウムで行われるそうだ。昼頃から泥棒市をフラつき、ゆうがたから行われるおぱプロを見る計画で僕らは宿を出た。
休学して旅をしている大学生の旅人達と乗合バンにのって泥棒市へ。

この辺りから見下ろすラパスの町並みは本当に綺麗。

泥棒市には所狭しと店がならんでいて、古着や靴、日用品ならなんでもそろう品揃え。

飯屋も並んでいるのだけど、、、
正直ここで食べた魚は安かったけど美味くはなかった。
「チョリータ・レスリングはどこ??」
と聞き回ってようやく泥棒市の端っこの方にコロセウムを発見。

チケットはひとり50ボリ。

16時からと書かれているけれど実際に始まるのは17:00前。

最初は若いレスラー達が前座的に戦う!

しばらくしてチョリータ達が登場!
おばちゃんの前に若いチョリータ達も戦います!パンツ丸見えでもめげないその闘志!プライスレス!

だいたい審判がどっちかの選手を贔屓する→劣勢だったほうが巻き返す という流れの試合になってる。
試合の流れも全部作られてるってわかってても「うおー!いいぞー!いけー!」ってなってしまうんだから、レスリングって面白いよなー(°_°)


大男を上空から狙う鷹のごとしな中堅チョリータさん。ここからのジャンプアタックがやばい!
会場が温まってきたところで、ついにおおとりのごっついチョリータのおばちゃんが登場!盛り上がる会場!
客の声援に応えてハイタッチするおばちゃん!!
リングの周りを周りながらハイタッチを繰り返しては所々で男子にディープキスを繰り返すおばちゃん!!

そして僕もまさかの犠牲者に…!!
あぁーー!!そんな!金歯いっぱい入ってるお口でっ!!
やわらかいっ…!唇でした…っ!ぐはっ!
(しばらくおばちゃんに万国共通の化粧品の匂いがとれなかった。)

リングの上に上げられる日本人バックパッカーのトノ君ー!滅多打ち!
そしてトノ君もおばちゃんに唇を…!
「一生忘れらへん日になったで…」
とお互い後で顔を見合わせていました。
おばちゃんはスカートをめくってTバックの尻を見せつけながら、ばっさばっさと男どもをなぎ倒します。強い。ただ、強い…!
おばちゃん最強伝説は大阪だけでなくここボリビアでも…健在!

試合終了後はリングの上で記念撮影ができる。熱い試合を繰り広げたチョリータスと一枚!
観光客も多いけど、地元客が盛り上がってて、小さい子どもまで楽しんでる辺りが本当によかったですね。
ラパスへいくなら日曜日!
必ずみよう、おばちゃんプロレス!

記念バッヂももらえるぜ!