2020年1月26日
朝焼けに浮かぶナポリの町を娘と眺める。
テラスには猫も飼われていて、娘は「ニャンニャン!かわいいー!」とご機嫌だ。
宿のテラスからの眺めは素晴らしい。
今日はゆったり、ナポリの町を歩く予定なので朝も「イタリアっぽいカフェ」を探してブラブラあるく。
宿のすぐ隣が有名な建築的に商業施設でそこでパシャリ。ぶらぶら歩いて地下にあったカフェで朝食をとる。クロワッサンとコーヒー。
流れるジャズ。うーん、ここはイタリアや!
なんとなくGoogle Mapを眺めていて気になったケーブルカーに乗りにいってみる。
ナポリは丘に囲まれていて、色んな場所から丘の上にケーブルカーで登れるみたいだ。
ケーブルカーの駅も宿の真前にあって、すごい楽。
山頂についてからはテクテク歩く。
どうやら、丘の上にはお城があるらしくそこからの眺めが素晴らしいのだとかなんとか。
サンテルモ城っていうんだって。
町中は結構急な坂が続く。石畳が続いていてベビーカーの車輪が耐えれるか不安になる。
サンテルモ城や丘の上の
詳しいことはもうまとめサイトを見て貰えば良いと思います。↓
https://tabicoffret.com/article/77584/index.html
城壁たけーっ!
少し雨が降っている中、入場料を払って中へ。
暗いお城の中を登って進んでいくと(結構しんどい)景色がひらけてくる。
うひょおー!
向こうにみえるのがヴェスヴィオ火山かー!
ナポリは海もあるし、丘もあるし、とっても心地よい町ですなー。物価もそこまで高くないし素敵だなー。
城の上には美術館があって、イタリアのアーティストの作品を展示していた。
前衛的な作品たちと娘。
走り回っていて、なんだかんだいって楽しんでたみたいだった。こういうのに触れることが自然と感性を磨くことにつながると信じたいなー。
景色ほんとに良くて、上に上がった時は晴れ間も見えて行ってよかった。
そういえば、城の中のトイレ(大)を利用したのだけど、ほとんど全てのトイレに便座が無かった。生き残っていたのはたったのひとつ‥_:(´ཀ`」 ∠): 城にあるほぼ全てのトイレで、便座がない。
初めからないのか?とも思ったけれど、どうやら折られているっぽい。
イタリア人は腹が立つと便座を剥ぎ取る習性があるのかもしれない。いや、ないか。
この「便座がない」問題は実はここだけでなくて、イタリアの多くのところでそうで子どものトイレにとても困った。女性とこどもはめちゃ大変やで!
帰りにケーブル近くのナイスなスーパーマーケットによって昼ごはんに惣菜を買い込む。
このオシャレなスーパーは品揃え最強で、かなり助かった。こどもたちのちょっとしたおやつ(砂糖なし)も購入。
レジ袋有料だけど、なんかプラと違うなーと思っら土にかえる素材でできてた。こういうとこはEUやっぱり進んでるよねー。脱プラ。
お昼を宿で食べて、昼寝。
それからまた街へ。
今度は反対側にいってみた。良さげなカフェでも見つけれたらええなあーと思いつつ雨上がりのみちをふらふら。
雨かがりの夕暮れ。
家の間から見える空が綺麗だ。
ナポリの町はムードがある。旅人を引き受ける空気に満ちている。
雨がまた強くなってきたので
適当に歩いていたら見つけた良さげなカフェで一服。娘はベビーカーの上で寝ていたが、息子は楽しげにあたりを見渡していた。
子連れで街を歩くのは大変で、一人旅よりもかなり疲れるが、子供を連れていることでまた見える景色が変わるのでそれはとても良い。
また雨が弱まるのを待って、てくてく。
娘の寝ているベビーカーには寒くないようにマフラーとウィンドブレーカーを被せる。
しばらく歩いたところでイケメンが呼び込みをしている展示会?があって、覗いてみることにした。ナポリの建物は門がカッコいい。
洋館風の建物のなか。展示はもちろん良かったのだけど、なにより心に残っているのは別館でおっちゃんが一人で演奏していたピアノだ。
赤塗りの壁にシャンデリア。
その下で力強くい演奏を続けるおっちゃん。
しばらくその光景にみとれた。
これもこの展示会の展示のひとつなのだとしたら、会場の空気といい、音楽といい、演出が素晴らしいな。
雨の街をまた歩いて宿まで帰る。
少しイタリア料理にも飽きていたところで、巻寿司の店をみつけた。
大阪・京都・東京、など日本の都市の名前の付けられた色んな巻寿司が売ってる。
そら大阪巻きやわ〜!ということでOSAKAと、焼うどんを買って持って帰った。
割とボリュームあって美味しかった。
ナポリは道を歩いてまわる観光客が多いので、テイクアウト向きの巻寿司は流行りそう!
ハノイでもどうかな?
息子はほんとにだっこちゃんで、妻がいなくなったら泣きじゃくる。
勘弁してくれー
と思っていたら今度は娘が突然泣き出す。
見ると鼻の中にティッシュを丸めたものが詰まってしまっている!
かなり深い…
こんなん取れる?と妻に言われながら、頭を押さえつけて細い耳かきでレスキュー。
なんとか取れた…!
普段細かい事する仕事でよかったーー!
明日は港からフェリーに乗って、プロチダ島という離島へいく。
絶景らしいけど、どんな場所だろう。
晴れろー!