
真夏だ!暑い!!
アルゼンチンについてまず思ったのはそれ。
そして、(半分予想はしていたけど)バックパックがヒューストンから届いておらず(°_°) チケット発券してくれたときのおっちゃんの「荷物はそのままで何もしなくていける!」の言葉を鵜呑みにするんじゃなかったと後悔。やっぱどんな時も念には念を押さないとあかんな…。
「明日の便で届くから」
という空港職員の言葉は信じられなかったけどとりあえずホステルの住所と番号を教えてここに連絡くれ、と伝えておいた。
さらに治安悪すぎると噂のブエノスアイレス。
最近の流れの悪さも踏まえて、最大限の注意を払って歩こうと決意。
市内へは8番の市内バスに乗って行くと1番安くいける、と聞いていたので空港で場所を聞いて空港の外れの方に歩くとバス停があった。
ここであってんのかなー、と思って隣に立ってた人に聞くと親切に色々教えてくれた。さらにバスに乗るときは「SUBE」というチャージ式のカードがないと支払いが出来ないとかで、その兄さんは自分が代わりに払ってやるよ、と僕とあと2人の旅行者の分を払ってくれたのだった。

小さなヒーロー。ありがたい。
さらに、目的地に着くまでにも周りのアルゼンチン人の人達が「もう少し先だよ」とか気にかけて教えてくれて、なんやアルゼンチンいいとこやん!と、単純に嬉しくなってた。

サッカーにも興味がないし、僕の中にはアルゼンチンという国のイメージが何もなかったので、なんだか新鮮だった。

宿にチェックイン。
Sabatico hostel というHostel world で人気だった宿に予約してたのだけど、設備は部屋の中には充電するとこが一つしかなかったり、フリーの石鹸やシャンプーがなかったり難点はあったんだけど、この宿はスタッフ力が凄く高かった。
それも、めちゃくちゃしっかりしてるオーナーが慕われているからだと思う。車椅子に乗ったおじさんなのだけど、頭の回転が凄くはやくて対応も指示もいつも早い。そして言葉一つ一つに愛がある。それに呼応してスタッフ達もお客さんに対して凄く丁寧にフレンドリー接してくれるんだよね。一回もダルそうに対応されたことなかったな。素敵な宿でした。
ブエノスアイレスの日本人宿より高いけど、お勧めです。

着いた時に宿が停電していたので、近くのカフェにいってWifiで友達と連絡をとる。ブエノスアイレスには、昔シェアハウスで一緒に住んでいたエマという友達がいる。とりあえず連絡も取れて今晩会うことになった。アルゼンチンといえばステーキ!彼のオススメの店に連れていってくれるらしい。

カフェで頼んだツナライス。可愛い。

その後、ブエノスアイレスを歩き回る。
かなりびくびくしながら歩いてたけど、人通りが多いところを歩けばそこまで問題ないような雰囲気だった。建物がレトロでほんといい。



なんでかわからないけど道に半端じゃない量の紙が落ちていた。これほんとブエノスアイレス中にあるんだよね。デモとかなのかな。

夕方、アルゼンチン人のエマと合流!
変顔してるけど真面目な良いやつ。日本語も英語もめちゃくちゃうまくなっててびっくり!
なにはともあれステーキへ!
エマが連れてくれたのは、食べ放題飲み放題で3000円くらいのところ。
いや、肉の質を考えれば安い!死ぬほど食いました。

肉を切り分けるおっちゃん達!

あんな肉も!

こんな肉も…!!(ちなみに野菜も食べ放題!
いや、これがうまいんだよね。
「日本の寿司みたいなもんだ。アルゼンチンでは肉がすげー新鮮だかんな」とエマ。わかる。すげージューシーだ。
エマはかつて若い頃にネットで知り合った日本人の女の子に恋をして、はるばる地球の裏側から会いに来たという、情熱的な男なのだけど、この日はそのときの話や、近況とか、色んな事を話してた。

「日本に住みたいな。日本済んだらバイトがしたい。アルゼンチンには、アルバイトってものがないから、日本にそういう選択肢があるのが羨ましいよ。」
アルバイトで働くことはアルゼンチンでは難しいらしく、エマはその責任の少ない、時間に融通のきく働き方が羨ましいと何度もいっていた。
アルゼンチンの物価は、ものすごく高い。
少し前までは闇両替ができて、公定レートの1.5倍くらいのレートで両替できていたらしく!バックパッカーには安く過ごせる国だったらしいのだが、最近大統領が変わって、闇両替が廃止されたらしい(°_°)
わかりやすくいうと500mlのジュースとか180円くらいする。半端ねえ。
その他、衣服も高いし、下着とかも高い。南米って物価が安いイメージがあったけど、アルゼンチンは全く違う。
とりあえずアルゼンチン、南米初日、安全に楽しく過ごせた。明日は年越し!
どんな新年を迎えるのやら!