9月21日
早朝まだくらい頃に宿を出る。
おもいっきり星が綺麗で唸る。
色んなところで星をみたけれど、これはなかなかすごい。
カズさんとマリさんとは違うバスで、僕らはここで別れた。
本当に2人に出会えてよかったと思う。
僕は旅の新しい可能性をみたし、ふたりとの出会いを通じて色々なことを考えるきっかけをもらえたり、さらにトイレの仕方について深い議論を交わすことができたからだ(^ω^)
マルカムまでの8時間くらいの(はずだった)道は、まさに鬼だった。

泥、泥、泥、もう泥しかない道を埋れながらバスはゆく。酔い止めがなかったら確実に昇天してしまっていた。
道が悪くて進みにくいところを道に降りてキビキビ誘導していた運転手の助手のお兄さんはかっこよすぎて惚れた。
尿意との戦いに関しては(主にしんごの)度々休憩があったので、この日もオムツの実用レポートはできなかった。(非常に残念だ。)
昼ごはんは止まったところで食べた。
そしてもう、もちろん、バスのタイヤがパンクして1時間くらいタイヤを修理していた。
運転手も、さっきのお兄さんも全力で協力して修理にあたっていた。
もう一度バスがはしり始めたときの、2人の連帯感の高まりが高校の部活みたいだった。「いやー!まったく!シゲさんがあの道無理やり走ってパンクさせ時はどうなることかと思ったぜー!」「なあに、結局なんとかなったじゃねえかー!」みたいな調子でゲラゲラ笑あってた。なんか素敵だった。
結局マルカムには10時間かかってついた。マルカムのバスターミナルの周りは何もなくて
「マジでなんもねえよ、この町」としょんぼりしながら宿を探す。
しばらく歩いてWifiの文字を看板に掲げる宿を見つけた!ここはちいさな宿だったけど、宿のお母さんも愛想よくてよかった。安かったよ。ホットシャワーもちゃんとでました!

なんにもないなら馬鹿食いしてやる( ゚д゚)!
とマルカムに対して宣戦布告した僕としんごはとりあえず手始めに麺を食らった。
まだまだぁぁぁーァッ!と何件も食べ歩こうと町を川沿いに進む。
ん?
めっちゃ都会やん( ゚д゚)
だんだんと本当の姿を露わにするマルカム!都会やんーー!!
美味しそうな店屋も並んでおる。
久しぶりの都会に圧倒されるしんご氏。ネオンサインが眩しくて…俺は泣いた。
歩けば歩くほど都会なマルカム。
なんでもあります。

中国ではよく見る風景だけど、おばちゃんたちが夕日に向かって集団で踊る(°_°)
でもこのみんなでエクササイズな文化いいよなー!
スーパーマーケット!
ひとしきり文明に驚くしんご氏をお楽しみください。
このカゴは車輪がついてて、このまま引っ張っていける。
今夜のびっくりどっきりドリンクは!!
ということで杉田くんが選んだのは
Soda drink 〜wahaha still Soda Dorink」
わははって!どの辺がわははやねん!
といいながら手にしたソーダ。どんな味がするのかとおそるおそる一口。
「…ってこれ炭酸ちゃうしっ!Still Soda Drink ちゃうしっ!」
( ゚д゚)
すごいドリンクきたなー( ゚д゚)
Soda書いてて炭酸ちゃうとは!!
めげずに町をあるく僕ら。
ドクターフィッシュのお店とかあった。
「マルカムを食べ尽くす!」と意気込んでいたわりには面以外なにも食べていない僕たちが歩いていると、めちゃめちゃ流行ってる食堂をみつけた。
この店、客が全員おっちゃん。
理由は簡単や!マルカムのマダム!
この店のお母さんがめちゃめちゃ愛想よくて、ホスピタリティの塊やからや!
言葉があやふやな僕たちにもちゃんと目を見て料理説明してくれる。
「大阪にあったら通うわー」と僕は鍋をつつきながら3回くらいしんごにいっていた。
鍋もほんと美味かったよ!
意外に印象深い町になったマルカム。
ちなみに僕は中国にきてから確実に太りました。デブ、まっしぐら!
お腹周りが気になるバックパッカーってどうなんだ、と思いながら就寝。
明日は皆の憧れの都、チェンドゥこと成都へー!