踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出たナッカーサーが世界中放浪した果てにイギリスの大学院に留学するのかどうか、という毎日を綴るブログ。可能性迷子の毎日をお届けします。

パラグアイ 〜世紀末感漂う国境

1月4日

昼過ぎにつければいいかなー、というくらいの気持ちで10時くらいのバスにのってパラグアイの街、シウダーデルエステへ向かった。

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予想に反してバスは満員。
このバスはアルゼンチンの国境を越えて、ブラジル領内をスルーしてからパラグアイに向かう。

この国境越えが面倒だった。
アルゼンチン側では出国スタンプを貰う為全員降りるのだが、どういうわけだかパラグアイに入るときは殆どの人が降りずにそのままバスに乗っていくらしく「国境でスタンプもらわないといけないから降りたい!」とアピっていかないと降ろしてくれないのだ(´Д` )

アルゼンチンの国境をこえたあたりで運転手さんに「スタンプいるからー!スタンプー!パラグアイー!スタンプー!」とアピりまくる僕。ほんまこれくらいやっとかんとすぐ忘れられるからなー。


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優しいおっちゃんが一緒に国境で降りてくれて無事にスタンプをゲット!
(ちなみに昨日会った中国人はスタンプなんかいらん。みんな貰ってなかった。といってたけど、もらわないとあとあと面倒なことになったらやだから貰っとく方がいいと思う。)

だが…バスは僕を待つことなく行ってしまった。。。(°_°)そりゃそうか…

なんでも2時間に一本くらい走ってる次のバスに乗っていけばいいらしいのだけど時間もありまくりなのでその辺を散策がてら両替をすることにした。



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パラグアイの国境付近は物売りがあふれ、なんだか世紀末感漂っていてお世辞にも治安が良さそうには見えない。
「ヒャッハーーーッッ!」と叫ぶトサカのヤンキーが今にも飛び出して来そうな雰囲気だ。

靴下を売りつけにくる兄ちゃんもやたら攻撃的だ。「靴下!なんで買わねえんだよ!この真っ白な靴下!」とばかりに食いついてくる。こわい。そんなに靴下でアツくならないでくれ。

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国境すぐ横のショッピングモール事前に調べていた通り、ここに入って左手にあるカフェの奥にATMがあり、そこで米ドルを降ろせた。

パラグアイの通貨グアラニーも引き出せるのだけど、やたら大きな額しか引き出せないのでとりあえず20ドルをちゃんとしてそうな両替屋でグアラニーに変えた。両替は、ドル→アルゼンチン ペソもかなりレートが良かった。

色んな物が売っていて、靴が壊れかけているので新しいのを探したけれど、実際そこまで安いとも思わなかった。アルゼンチンに比べれば安いけれど、これならまだ日本のほうが安くていいのあるかもな…ってくらい(´Д` )

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両替所でドイツ人のmattesと一緒になって、国境で一緒に次のバスを待った。

彼曰く、ヨーロッパでは次の戦争の影を鋭敏に感じ取っている人達が他の国々に移住していくことが最近増えているらしい。そうでなくても近年のEU経済の不安定さには耐えかねているみたいだった。
パラグアイにはドイツ系の移民の街もあるらしく、彼もそこを訪ねてみるつもりらしかった。

実はパラグアイはいまでも、世界でもっとも移住しやすい国のひとつらしい。
十万円くらいの現金と各種証明書があれば殆ど誰でもパラグアイの永住権をとることができるんだそうだ。




そして一時間半ほどバスを待って、やっと来たバスに手を降ったのだが

まさかのスルー(´Д` )!のせてくれねー!

mattesと顔を見合わせながら、町のバスターミナルまで歩くとこにした…。地図によるとそこまで遠くない。

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町中で荷物を強奪された、なんて話も少なくないので一緒に歩く人がいてくれることは心強かった。男二人、露店の続くシウダーデルエステの街を歩く。

mattesとは途中で別れたけれど、バスターミナルには30分くらいでついた。



くそ暑い中やっと辿り着いたバスターミナル。
なんと、僕はそこで偶然、ある大物に拾ってもらうことになるのだった。


続く