踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出たナッカーサーが世界中放浪した果てにイギリスの大学院に留学するのかどうか、という毎日を綴るブログ。可能性迷子の毎日をお届けします。

チェコ④〜病院、バレエ観劇〜

10月15日

ええ、そうなんです。実は湿疹が出ておりまして(´Д` )

マケドニアに入ったくらいから身体にポツポツでき始めたんだけどそれが腕とかにも出来て痒い。すぐ治るかなあ、と思っていたけどなかなかひかないので病院いきました。アレルギーとかやったら困るし。高い保険料払ってるし、いっとかなな!

電話をかけようがないので、タイで病院にいった時に貰ったメールに連絡するとすぐに返事をくれて病院を紹介してくれた。流石だぜ、損保ジャパン。仕事が早い。


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紹介されたのはUnicare Clinicという病院。郊外にある小さな病院だけど、内装は患者さんをリラックスさせれるようなあたたかみのある雰囲気。


通訳の人がいないとかだったけど、英語は普通に通じたので特に意思の疎通に問題はなかった。受け付けのお姉さんも愛想が良くて可愛い。受付って大事だなー、病院の顔だよね。笑顔で対応してくれるだけで安心するもんな。

問診票みたいなのはなくて名前と住所を紙に書いてしばらくまつ。

「Hello!」
とフレンドリーに表れたDr.。
めちゃくちゃ柔らかい雰囲気で、パッチアダムスがほんとにいたら(ほんとにいるけど)こんな感じかもなあー、と思うような素敵な先生。緊張感とか全然なくてゆるい。

そっかー日本から来てるのなー、旅をしてるのねー、六ヶ月?長旅だねー。なんて世間話をした。

「What can I do for you today?」

湿疹を見せて経緯を説明するとDr.はOKOKと頷いてどうやらアレルギーとかではないようだよ、と言った。

「こりゃあ、bedbugだね」



( ゚д゚)
ベットの虫…。
安宿を使う人達は1度は経験したことがあるかもしれない「南京虫」とか「トコジラミ」とかそういうやつ!初体験キタ!

でも日に日に増えていってるような気がするんだけど…と僕は聞いた。

「うん。つまり、君はやつらと一緒に旅をしてるんだよ!」


知らん間にそんな相棒ができてたなんてーーーいますぐにでもお別れしたいっすーー。


Drは服を全部洗って、カバンも日に干してね、とアドバイスをくれてかゆみ止めの軟骨をくれた。一週間もすればよくなるだろうとの事だった。

そのあと中国は日本にとってヤバイ存在なのかどうなのか、と聞かれた。
政治的には脅威だと思うし、東南アジアで経済的に支配力を高めてることは事実だと話すとチェコにとってはロシアがそうだとDrは言った。インターネット上の情報もロシア政府にコントロールされるなんてこともあるらしい。

その後も色々話ができて楽しかった。
病院くるの楽しいっていいなあ。こんな診療しないといけないよなあー。
日々忙殺されていると、なかなかこういう会話を患者さんとできないもんだよね。

海外で病院にくるのは一応医療人の僕にとってはすごく勉強になること。

ま、来る機会ないほうがいいんだけども!



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Stani operaという会場で行われた今回のバレエ。
バレエなんてもちろん見たことない。プラハの町中にポスターがいたるところに貼られていて、ネットで見てみると日程的に見れそうで、決め手はWebサイトの団員の人達の動画が楽しそうだったから、見てみることにした。1番いい席で見ても五千円くらい。

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こういう劇場でパフォーマンスを見るのは初めてだけどすごいなあー。みんなスーツとかドレスでばっちり決めて来てる。こういう機会が日常にある、っていうのが文化やよなー。
僕は綺麗な服装もってないのでちょっと申し訳ないなー、と思ってました。(最低限礼儀かと思ってシャツきてったけどチェックのシャツなんか来てどこいくつもりで来たの?って感じでした。無念。)

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バルコニーの風景。そらもう愛語るわ。
愛語りまくってはりました。


ラ・バラデーユ。
「インドの舞姫」という演目。

荒筋はこんな感じ。

バレエってすごい。ほんとに一言もセリフなく進んでいくんやね。
主役3人の表現力はケタ違いだったけど、群舞の美しさも凄かったなあー。1人だけアジア人がいて、その人の表現力にも引きつけられた。

ただ、意味がわかりにくいとどうしても退屈してしまう…。あらすじ知らずにいくときついかもしれないな。なんとなくはわかるんだけど。

ものすごい運動量なのに表情一つ崩さずに踊り続けられるのはすごいと思った。

ほんま重力どこいってん!ってくらい身体が軽く見えるパフォーマンス。初めて見るからこれには感動した。


文化の違いなのか、それを心から感動する感性が僕にないからなのか、会場のみなさんみたいに歓声を上げるほどは心を打たれなかったけれど、これがヨーロッパで「美しい」と感じられる舞台と空間なんだな、と実感できたことは嬉しかった。これもまた異国。



満足して帰宅すると、アメリカ留学中の友達からLINEが入ってきた。

「内定もらいましたよーー!」

電話の向こうで大喜びしている友人の声を聞いて、僕も心から嬉しかった。

時を同じくして同日、ぼくもUniversity of Edinburghから合格通知をもらうことができた。

みんなの物語がちょっとずつ進んでる、と感じた夜。

嬉しい事が続いていくといい。