踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出たナッカーサーが世界中放浪した果てにイギリスの大学院に留学するのかどうか、という毎日を綴るブログ。可能性迷子の毎日をお届けします。

ストックホルム③ Fotografiska

11月16日

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雨ふってるわけじゃないんだけど、天気があんまりだったので月曜日でもあいてる美術館を巡ることに。
一箇所目、『Fotografiska』

ここは是非ストックホルム来たらいって下さい。めちゃめちゃよかった。他の国でも写真だけの美術館はいくつもいってるけど群を抜いてカッコイイ。

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Martin Schoellrの作品の展示がメインだったんだけど、この人の作品はすごく楽しい。ハリウッドスターだったりオバマだったり有名人のポートレイトが多いんだけど、その一枚一枚が映画のワンシーンみたいに物語を感じさせる。

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『私達は日常でマスクを被って暮らしてる。人生が舞台ならば、それを演じきろうじゃないか』
という彼の一言をみてハッとした。

旅をしていて1人でいる時間が長くなると、日本にいるときにいかに自分が『役割』を演じていたかを思い知る。

息子、恋人、部下、上司、友達、オーナー、歯科医師…そんな役柄を無意識のうちに僕は演じていてその役や他の人との関係性が僕を強くしたり、弱くしたり、助けたり、苦しめたりしている。

アイデンティティ、つまり帰属意識は関係性の中にしか生まれないから「活躍できる自分」は皆ありきで存在していると思う。いったんそういったものが無くなると自分が弱くて小さい存在だとひしひし感じるものだ。

旅をして新しい人に出会ったとき、そこには新しい関係性ができて、自分も思ったことのない自分がそこにいるのかもしれない。

そう考えると人との関係性は自分そのもので、どれだけ皆のお陰で自分が存在できていたかと、ありがたく感じる。



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Vasa museumという引き上げられた沈没船が丸ごと展示されている博物館へいった。

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これが超でかい!こんなでかいの昔の人がつくってたのかー!
単純に感動。ストックホルムに来た人殆どが行くくらい有名な場所なんだけどここは行く価値あるなー。

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当時の人は船の材料にする木を、いい形の部分を探して切り出していたらしい。途方もない作業や…。


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その後ストックホルム市立図書館へ。
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ここは建築が有名なんだけど、円形に本棚がならんでいて素敵。

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漫画もありました!手塚先生の作品はもちろん。結構マイナーなものまで。
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アドルフにつぐ、の装丁がカッコイイ。

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子ども用のスペースも充実していてこんな図書館なら一日中親子で過ごせそう。

ストックホルムはどこにいってもみんな愛想も良くて想像以上に人が明るい。

太陽があまり高く上がらないから、光がずっと朝か夕方みたいな明るさなのがすごくいいと思う。

この旅で訪れた場所の中で1番「住める」と思える場所かも。