踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出た髭の人が世界中放浪した果てに結局海外大学院留学せずに帰国→家族でベトナム ハノイ移住→その後ドイツで大学院卒業→現在はカンボジアでのらくら。

モロッコへ。

11月20日

モロッコに向かうため、ストックホルム・スカブスタ空港へ向かう。

カブスタ空港は市内から80分ほど。LCC専用の空港で、今回はRyan Airにのった。


ライアンエアーはヨーロッパのLccの中でも有名。面白かったのは機内アナウンスだった。めっちゃカジュアル。

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「えーっと、オブライエン・スミェ…スミェ…まあいいや、スミェなんとかさん。いたら返事して下さーい」
と搭乗客の名前をあやふやに呼び出してみたり

「i pad,i phone, えーっともうi なんとかは全部電源切っちゃってくださいねー!」と適当に i なんとかをまとめてしまったり。

日本だったら、不誠実だと言われそうなカジュアルさだったけど乗客もそれを楽しんでいて、なんだかそういう機内の雰囲気が素敵だった。


ストックホルムからイタリアのミラノ空港で乗り継ぎ、モロッコへ。

12時間くらいのりつぎの時間があったので、とりあえず節約の為につくってきていたサンドイッチを食べて眠ろうとするも、寝床争奪戦(空港のベンチ)に負けて全く眠れず。

硬いねん。そして横になられへんベンチを選んでしまって。。。(´Д` )
でもこのミラノのlcc専用の空港、ネット上では「寝てたら清掃員達に蹴り起こされたりするので空港泊はオススメしない」と酷評されていたけど、実際そんなに酷くはなかったなー。ウルムチのほうがよっぽど酷かった!空港から追い出されたしね。
あと、パリでのテロの直後だったんだけど心配してたほど影響もなかったなあ。


こうして僕はほとんど眠れないまま次のモロッコ行きのエアアラビアに乗ることになった。

モロッコ人の人々の中で自分だけアジア人。荷物を預ける為に並んでいるときだれ1人列をつくろうとしないのを見て、あー、俺はこれからアラブの国へ行くんだなーと実感した。

エアアラビアはLccなので機内食とかはでない。これが結構きつくて、空港内でのばか高い食事をさけると、下手すると24時間ぐらい何も食べないことになってしまったりする。

快適な空の旅を(空腹ではあるものの)経て、髭の旅はモロッコへ!