踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出た髭の人が世界中放浪した果てに結局海外大学院留学せずに帰国→家族でベトナム ハノイ移住→その後ドイツで大学院卒業→現在はカンボジアでのらくら。

踊る髭とタイの渋滞。

4月24日

7:30に起きてCittyを起こす。

昨日は夜中まで宴会が続いていたようだが、皆ではどこか違うとこで寝ているのか一階には誰もおらず、Cittyだけがそこでポツンと寝ていた。

9時頃の電車で帰りたかったので列車の時刻を調べてもらうと


「やべ(´・Д・)次の列車12時発だわ」

(^ω^)


昨日、調べてもらっておくんだった。。

バスないの?バス!
僕はタイ人の友達と約束していて昼過ぎには準備できるからねー、とメッセージを送ったきり連絡を取れておらず、なんとか昼までにはバンコクに帰りたかったのだ。

Cittyはよし!バスターミナルへ行こう!
と二日酔いでフラフラの状態で車に乗り込んだ。

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これ日本の交通安全のお守りだろ?
と見せてくれたお守りがこんな感じで。
思いっきり安産御守。

Safe pregnantだよ( ゚д゚)!ええっ!?

という1幕もあり

なんとかバスターミナルに着いたもののバスがなかなかこず。

僧侶のおっちゃんが「まだこんのかいな」とイライラし始めるくらい来ず。結局9時半のバスで僕はバンコクに向かったのでした。
ちなみにバスは55バーツ220円くらい。
列車がどんだけ安いかと思いしらされます。

「とりあえず、Mochit bus stationまでいけよー!それさえ言えればなんとかなる!」
と送ってくれたCittyにありがとうを言ってさようなら。


バスの中がめちゃくちゃ暑い。ローカルバスだからかエアコンがない。
うだるような暑さの中ゆっくりバスは進む。

1時間くらいすすんだところでバスが止まって、何故か降りることに。とりあえず降りてって促されるもののタイ語で何いってるかわからない。

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みんな何かを待っている風だったが、何を待っているのやら。

なんなのバス、ブロウクン?壊れたの?違うの?

英語通じないかーそうかー( ゚д゚)
でもなんかすぐにはこなさそうね。他のバス。暑いね。ほんとね。

ぽっかーんとしていると運転手のおっちゃんが話しかけてきてくれた。

以下タイ語です。(すべて想像)

「兄ちゃん、どこいきたいねん」
「Mochit bus station」←通じる唯一の単語

「バスは×⚪︎▽で動かないからムニャムニャムニャムニャ」

「あーー、Mochit bus station( ゚д゚)」
ガサガサ、と僕は地図を取り出す。

ここはどこやと。地面を指差してここはどこやー、と。

どうやらバンコクの地図ではカバーされてない郊外にまだいるらしい。

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困ったときのGoogleMap!GPSだから、オフラインでも現在地がわかる優れもの!

ミンブリー!ミンブリー!

 

っておっちゃんが言ってるとおり、ミンブリーって地域にいるみたいだった。

まっだまだやん。バンコク
左上のほうのごちゃっとしたとこがバンコクね。

友達と会う予定がなければ夕方まででもバスを待つけどいまは急いでる。

時計を指差して僕は言った。


「急いでる!」←日本語


おっちゃんは頷いてしきりに27!27!といい始めた。
なんのこっちゃと思っていると僕の後ろを27番のバスが走っていった!
あれやー!とおっちゃん。
走る僕とおっちゃん!バスに手を振る僕とおっちゃん!
おっちゃんは途中で脱落!
「がんばれ!お前ならできる!(想像)」と後ろから叫ぶおっちゃん!


しかしバスは無情にもいってしまい。
しかし僕はあんだけ全力疾走してとぼとぼとおっちゃんのところに帰るのも気恥ずかしく。
戻ったってどうにもなんねー
もうタクシー使おう!と思いたったのです。

とりあえずめちゃくちゃ距離があるので1000円は覚悟しようと思ってた。日本だったらめちゃくちゃ安いけど、タイだったら贅沢なことこの上ない。
時間がない。もう10時45分。どうやったってあと一時間はかかるやろー
タクシーを止めて交渉、なんとか200バーツで市内まで行ってくれると。高いのか安いのかわからんけど予算内ではあるからよし!と僕はタクシーに乗り込んだ。

ほっとしたのも束の間。
市内に近づくに連れて車が全然進まなくなる。

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だんだんタクシーのおっちゃんも頭を抱え始めて、
「畜生ー!渋滞め。こんな仕事受けるんじゃなかった!(想像)」と呟きだした!

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タイランド・トラーーフィッックッ!!
とおっちゃんはハンドルを握りしめてイライラしている´д` ; スタンドの名前かよ!
わかる!わかるよ!渋滞ひどいよな!バンコクはな!
市内に着いた頃で既に12時。
こっからもなかなか進まず。
結局おっちゃんは「もうこの変で降りてBTS(市内の電車)で帰れーその方が早いから´д` 」と言い出した。
僕もそう思ってたとこだったので、オッケーとタクシーを降りた。
そこから宿に近い駅まで電車を乗り継ぎ12:30。
やっとwifiが繋がった!ごめん!遅れて!
と友達に連絡をとると

 

「やっぱ明日にしよー」とメッセージが。

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急がなくても、よかった、ということか…。


300バーツ近くかけて急いでかえってきたのにっ!

 

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というわけで1日休んで、夜はやけ食いしました。 

胃腸が治って、タイ料理ってほんとに美味いってことを痛感してます!

今日でタイにきて一週間。

ほんと素敵な国だわ、タイランド