踊る髭の洞窟探検。
4月11日。
朝起きていつもの食堂で飯食って昨日と同じ自転車屋さんへ。
今日はVangviengの西にあるという洞窟共Caveを攻める!

お尻さんの昨日のダメージはまったく回復していないけど、乗ったことないモーターバイクに乗るのはチキンで怖くて断念。
何度でもお尻を犠牲にしてマウンテンバイク!
とりあえず地図によると地元の人には1番重要な洞窟らしい へ。
意外と近くてすぐついた。
ここはVangviengリゾートという敷地の中にあって入場料がかかる。洞窟の中に入るときはさらにかかる。

ラオス国内からの観光客も多いみたい。
リゾートの敷地内はすっごい綺麗に整備されてる。川も水が綺麗。
洞窟前に長い階段が!

上からの見晴らしはいい。

洞窟のなか。整備された鍾乳洞。

1番奥に仏様が飾ってあって、そこで皆おみくじみたいなのしてた!

日本と同じでお金いれて番号の札をひく。で、同じ番号の紙をもらうという。
ぎゃー!凶だー!みたいなことをみんな叫んでる!
なんていうかここはVangviengの中でもものすごく観光客向けに整備されたところでした。
さらなる洞窟を求めて僕はさまよった。

川沿いに西へいく道があるみたいだがどれだかわからない。
どれかなー、と思っているとなんと

ラオス初日に空港からいっしょにタクシーに乗ったメキシコ人のMartinが!うおー!再会するもんだなー!
「Caveだろ?Lucy Caveだ、この道を真っ直ぐだ。いってみろ、すげーいいから。でも気をつけろ、昨日も何人かもう少してま帰らぬ人になりそうだったらしいぜ。。」
Martinは下顎前歯のない口で不敵な笑みを浮かべた。
Lucycave は地図には載っていない。
でも僕はMartinを信じて(なにを)いってみることにした。
山へ向かう。

みるみるジャングル。
とことんジャングル。
(´Д` )
昨日みたいにバンピーな道じゃないけど、泥に車輪がもっていかれて辛い!

1時間くらいジャングルを抜けるとそこにLucy caveが!ハシゴを登って入り口へ。
ヘッドライトは富士登山で使ったもの持参!
うおーー( ゚д゚)

Lucy cave やばい!

まっくら!なんも整備されてない!
これは冒険やー!
ところどころにDangerの文字が。ライトが無かったら黄泉の国へまっしぐらです。
道を半ばでであった外国人がはあはあいいながら
「…みんな楽しいんだ。なあ、みんな楽しい…そうだろ?」と自分に言い聞かせるように言ってくる。
かなり怖えよ(´Д` )!
ジョジョかよ!
正直怖すぎなくらい暗いし半端ないくらい深い。

昔の漫画でいうとシャーマンキングの黄泉の穴。

意外と虫とか蝙蝠はいなかった。

30分くらいら探検して最深部へ。
まだまだ先はあるみたいだけど、ここから先はいくなって。
こんな深い洞窟探検したの初めてだったけど、地球ってすげーなー。
幼い頃からの憧れ、地底王国シャンバラの存在を僕は確信しました。(オカルト好きにはたまらない)
知らない世界なんかきっとまだまだある。
地底人とかひょっこりでてきそうな洞窟探検でした。
夜。

ピーマイラオ前夜祭(新年の祭り)で近くの寺が盛り上がっている!大晦日やな!

とりあえず言ってみると舞台でライブしててその周りでみんな踊ってる!
座ってたら地元のおっちゃんたちがイカの燻製奢ってくれた!


「ピーマイ!ピーマイ!」
ピーマイ!いいながら何回も乾杯する!
おっちゃん達が楽しそうなのが凄くいい。

お礼に一本ビール買ってきたら今度は4本買ってきてくれた(´Д` )しこたま飲む。

宴は盛り上がっていってラオスで有名ぽい人が歌ったりして老若男女乱れて踊る踊る!

すごくよかったのはシャイなラオスの人達がおめかししてここに来て、この時ばっかりはみんなすごく楽しそうに踊るんだよね。
踊る髭なんてタイトルつけてるわりに踊りは苦手なんだけど輪に入って踊ってみたぜ(´Д` )
盆踊りみたいな手の動きでみんな踊る。ラオスの人達は特別踊りが上手いってわけじゃない。でもリズムにのって身体を揺らすんだよな。
ほんとこれが「踊る」ってことで歌うのと同じで、別に誰と比べてどうとかじゃないよな。楽しいから身体が動いて、それが歌になり踊りになり。
素敵な夜だった。
明日からはピーマイラオ本番!
そしてVangviengからルアンプラバンに移動します。ナイトバスは無かったので14:00発19:00着で、世界遺産の町へ。