踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出た髭の人が世界中放浪した果てに結局海外大学院留学せずに帰国→家族でベトナム ハノイ移住→その後ドイツで大学院卒業→現在はカンボジアでのらくら。

アイスランド③吹き荒ぶ爆風と虹のかかる滝

2月21日

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朝、時間通りにツアー会社にピックアップされた僕たちは、100ヶ国以上を旅してきたというファンキーなアイスランド人ツアーガイドに導かれてレイキャビクを出発。
アイスランドの南の絶景を巡る旅に出た。

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氷の荒野の広がる中を車はグングン進んでいく。「レンタカーを借りたりしなくて本当によかった」と僕はこの時思っていた。道は凍りまくっていて、海岸線を走れば爆風が横から吹き荒ぶ。こんな中を運転して、無事に帰れるだろうか、いやない。(反語)
ちょっとでも調子にのって「いけるんじゃない?レンタカーで行こうぜ!」なんて言ってた自分をいまは本当、叱り飛ばしてやりたいですね。

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はじめに立ち寄った滝。大きさもさることながら、寒さがここに来て凄い。アイゼンを貸してくれるので足元は滑らずに歩けるのだけど、滝に近づけば水に濡れてしまい、堪らないくらい身体が冷える。

南の海岸線を走り、東に向かった僕らは2つ目の滝に立ち寄った。車のドアを開けた瞬間の暴風!!
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身体が吹き飛ばされるんじゃないかとというくらいの風が吹き抜ける!他のツアー客もまっすぐ立っていられず悲鳴をあげながら飛んでくる氷の粒を背中で避けている。

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「うわー!身体を斜めにしても立てる!!」
風が強すぎて身体が斜めになっても倒れずに立てる!僕は生まれてはじめての現象に感動していた!わー!

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「目が開けられないーっ!」
暴風に向かって歩いて行った先に、虹のかかる大きな滝があらわれた!

すげー!神様ありがとう!
僕らははしゃぎにはしゃいで、「こりゃあ
今晩はオーロラが見えるかもしれん!」と自分たちがいい流れの上にいるのを感じていた。

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車はさらに東へ東へ。
火山の噴火で積もった溶岩が景観を作り出す地域へ。「別の惑星みたいだな」なんていいながら景色の中に立ち尽くしていた。

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海岸線の奇岩地帯。
あの岩の形がレイキャビクの教会のデザインの元になっているらしい。↓↓↓コレ↓↓↓
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絶景続きのアイスランドの自然の壮大さに心打たれっぱなしだったツアー初日は地平線に沈む夕日で〆め。

ちなみに、昼も夜もツアー中は持参していたサンドイッチとカップヌードルだけですごしていたけれど、節約するならほんと必須です。ツアー中に立ち寄るカフェとかホテル、スープ一杯で6000円くらい、するからね!(´Д` )

「オーロラが見れたら起こしてやるからな!」
というツアーガイドのあんちゃんの言葉に安心して熟睡。

結局、この日もオーロラは見れなかった…。

明日は氷の洞窟っ!