踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出た髭の人が世界中放浪した果てに結局海外大学院留学せずに帰国→家族でベトナム ハノイ移住→その後ドイツで大学院卒業→現在はカンボジアでのらくら。

カンクン①〜日本人宿ロサス7〜

12月25日

9時ごろカンクンのバスターミナルに到着!

カンクンでは珍しく日本人宿に泊まることにしていて、ターミナルで出会った日本人と一緒に宿「ロサス7」を目指した。つってもターミナルから一瞬で着くんだけどね!立地はすごく便利!

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予約をしていたので泊まれたけどさすがに年末だけあって満室。
日本人宿って、旅の仲間を募りやすかったり、楽しいし情報は得やすいけど、英語の練習にはならないし「まったく違う価値観」を持つ外国人の旅人と出会わないからなんとなくこれまで避けていたけれど、今回はカンクン辺りでやりたいことに関する情報が欲しかったりで3泊。

なんだかんだで母国語でみんなと話せるのは心地いい!
というか、言語の壁よりも「空気」を読んでくれる日本人のこの感じが嬉しい!
思わず本棚にあった火の鳥 望郷編 熟読してもた。。。
漫画の品揃えが良すぎるー

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そして卓球台がある(´Д` )笑 日々本気卓球台で腕を磨く旅人たち…!長期滞在してる猛者はかなりの腕前になっていた!

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鉄人中華鍋も完備!!腕持っていかれるくらい重い!!

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近くのスーパーで鳥かってケーキ買って、皆んなで料理してクリスマスディナー!
いやー、色々話せたし久々ビールが美味かったなー!ただケーキはバタークリームを使ってるとかで重かった。一口で甘い重さが口に乗っかってくる感じだった(´Д` )


色んな旅をしている人たちがいるけれど、久々に日本人宿に泊まってみて思ったのは
「日本人の旅人は共有している『旅』のモデルイメージがある」ってこと。

それは「電波少年」かもしれないし「深夜特急」かもしれない。色々な旅にまつわる日本語の作品や、tv番組がつくりだし、こういう日本人宿で旅人たちによって練り上げられていった「旅のモデルイメージ」というか『共同幻想』みたいなものがある、ように思う。(もちろん完璧に同じというわけではないのだけど)

ドローンを使ったり、ナイフ一本でカービングしながら世界を旅したり、、、方法論は違っても似たような「旅っていいな」を共有できるところが、日本人宿のいいところなんだろう。

みんなと話していて、向こう三日間の過ごし方も決まり、ここにきてよかったなー、と。


ただ、水周りが綺麗じゃないんだよなー。。
安くて綺麗でいい宿、ってもう世界中にあるんだから、そこんとこもうちょい頑張ってほしい。

ま、そういうところも日本人の共有する「ザ・旅人の宿」なのかもしれないけれど、ね。