
朝1番のバスにのってモンテ・アルバン遺跡に行くため早めに宿を出てバス乗り場へ。
テオティワカンの時と違い朝早くから他の観光客もいた。
バスに乗ってしまえば40分くらいで遺跡にはつく。
朝靄の中を歩いていけるほど早い時間からは遺跡が開いていないのは残念。

遺跡自体が山の上にあるので、入場ゲートを入るとこんな景色が広がっている。これが天空に浮かぶ、と言われている所以なんだろう。


そんなに観光客のいない時間だったのでじっくり楽しめたけれど遺跡自体はそんなに広くないので一時間ちょっとあれば十分見終わってしまう。


景色は良くて、テンションは上がるんだけど見るものはあんまり多くないかなー。
モンテ・アルバン。なんか整いすぎちゃってる感じがするのと、歩いて登るのが禁止されてるところが多いので、そこまで「ロマンに浸る」って感じでもなかったかなー。
まあでもこの景色の中に浮かぶ遺跡、って意味では一度行ってみてもいいかもしれない。

オアハカ帰ってきて今日は名物のチョコレート料理、モーレ料理を食べようとしてのだけど、なんか黒いの違いで豆が出てきた。ちゃうの頼んだな(´Д` )
宿に帰ってメキシコの歴史のわかりやすい本とかないかなー、とkindle storeをブラブラしてると、面白そうなタイトルの本が目を引いた。
「望郷のとき 〜侍 イン メキシコ」
侍 イン メキシコ( ;´Д`)
http://www.amazon.co.jp/望郷のとき-侍・イン・メキシコ-角川文庫-城山-三郎-ebook/dp/B00HEB8Y6U/ref=pd_sim_351_5?ie=UTF8&dpID=41tVYzNOdLL&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR113%2C160_&refRID=0TQ94Y8B99J3M15PGW30
全くどこにもレビューがなかったのだけど、あらすじ的には家康政権下のころの日本から侍たちが遠いメキシコに使節団として送られていく、とい話らしく気になったので読んでみた。
これがおもしろかった。
どうやら侍たち120名がメキシコに送られたのは史実らしく、異文化と出会ったときの彼らの反応の描き方、異国の大地で「侍」のアイデンティティーを探してそれぞれのとる行動、かなり楽しめた。
2部構成で、1部が侍たちの話で、2部はその侍たちの末裔を追ってメキシコに渡った作者のストーリー。300年前にメキシコに渡った侍たちが土地の人たちと交わって、どこかでまだその「日本人の血」が生きているのではないか…
いやー、たまたまだったけど面白い本でした。これはメキシコに行く旅人には是非メキシコで読んで欲しい。短いから1日で読めたしね。
明日夕方の便でオアハカを去って、パレンケの町に移動。
ジャングルに潜む遺跡パレンケ遺跡へ。