ニューヨーク⑥最後の晩餐
12月5日
なんて優雅なブランチなんだっ!
はい、そうです。ここ、食堂なんですね。プリンストン大学すごすぎる(´Д` )
米国の未来を担う若者達が食べる土曜日のブランチは旨すぎて3回おかわりしたよ。(ビュッフェ)
こんなに美味いと食べ過ぎて太るんじゃない?と僕はいったんだけど、「いやいや、太らない。めちゃくちゃ勉強するからね。」とパスカル。はんぱねーな。
食堂の雰囲気もさることながら、僕の目をひいたのはテーブルに置かれてあったフライヤー。
「自分の本棚について書いたエッセイ募集。優勝者には2000ドル」
2000ドル(°_°)24まんえん。
さすがやでプリンストン。
なんていうか、「学ぶ」ことに関して生徒はもちろん貪欲なんだろうけど、大学側がそれを仕掛るためにやってることがものすごく沢山ある。基本的には自分で学ぶのだろうけど、あくまで自主性を促しながら楽しく学べるような雰囲気があるんだよなあ。
後日、Mとも話していたけれど(Mは日本の最高学府をでて、アメリカでも大学院を卒業している)、ほんとに日本の大学教育ってなんであんなにいけてないんだろうね。僕は「なんでも海外の方がいい!」みたいな人じゃないけど、冷静に比べても日本の大学教育のレベルはイギリスやアメリカに遠く及ばない。アジアの中でももはや中国やシンガポール、韓国には遅れをとってるだろう。タイやマレーシアが追い上げてくる日も近いと思う。そういう国の学生は実際話してみて(もちろん全員ではないけど)めちゃくちゃ勉強してる。させられてる。しかも応用力もある。
勉強は間違いなく人生を豊かにするためにある。色んなことを知ると、世界の違う姿が見えたりする。僕は極端いえば人を深く愛するのにだって、教育が必要だと思う。
大学での勉強なんて社会にでたら役にたたない、なんていう大人の言うこと聞いてちゃだめだよなー。もちろんコミュニケーション能力だって磨かないといけないけどさ。(何様だ。)
タイムズスクエアからセントラル・パークにむかい、五番街を下ってウィンドウショッピング。
そして夕方6時。
Mに任せてニューヨーク最後の夜を楽しもう!とパスカルとウキウキしていたら、思った以上に素敵なお店に連れていかれました。
Mめ、いつの間にこんな立派な男になったんだ…。高校の時はそんなことできる感じじゃなかったのに(´Д` )
「外交官ですから。」
茶化した僕にMが返した一言に濡れた。カッコよすぎる。
凡人な僕は日独エリートが繰り広げる頭脳戦を聞き流しながら、カキを、オイスターを、楽しんでました。うますぎ。
アメリカはさ、支払いにチップがあんだよね。
だいたい15%くらい足さないといけない。これがもー、元々信じられないくらい高いのに拍車をかける。
うまかった、けど!(´Д` )旅費がっ
なくなってゆく!ガフッ!
僕らはそっからまだジャズバーへ。
NYの夜は長い。