8月29日。
甘いレモンティーとカップ麺でお腹を満たす。飛行機はおおよそ時間通りに出発した。機内では爆睡。美しいヒマラヤの山々も復路では睡魔に勝てなかった。
デリーについてエアポートメトロを探す。
めっちゃ近代的な地下鉄!
「写真とったらだめだよ!」ととなりのおっちゃんが教えてくれる。インドは地下鉄のなかで写真とったらだめ。なんでなんだろうね。

このエアポートメトロ(マスコットキャラの少女が怖い。)、20分くらいでニューデリー駅までいける。今日の宿Stop hostelはそこからオートリキシャですぐらしいのでとりあえずニューデリー駅までいく。

明後日くらいに次の町、タージマハルのあるアーグラーに行きたかったので外国人旅行者用のチケットオフィスを探す。
ガイドブックには書かれているもののなかなか見つからない。レーと比べて気温が高く暑いのでとりあえず諦めてまたあとでくることにした。
「乗ってけ!乗ってけ!」とくるリキシャのおっちゃんをスルー。試しに1人にきいてみると250ルピーだと。ちなみに1ルピーは1.9円くらい。
ネット上の宿の案内ではだいたいオートリキシャで50〜100ルピーくらいと書かれていたのでそれは高すぎる。
とりあえず自分から声かけてくる人は無視して顔つきのよさそうな運転手を探す。
いい感じのおっちゃんがいて100ルピーでいいよというのでのせてもらう。

オートリキシャに乗りながらいくデリーの街はカオスだった。クラクションなりまくり、車線なんかもちろんあってないようなもの。人も車も入り乱れてる。
でもそれでも昔いったエジプトのカイロよりマシかも?と思った。(あとあと思うと実際にはデリーのが酷かったと思う。)
宿のある通りまでいっておっちゃんに下ろしてもらう。100ルピー渡して、確認ひてね、というと
「いやいや、確認とかはいいんだ」とおっちゃん。
いやいや(°_°)確認して!
それでも確認しないおっちゃん。そしてなぜかニコニコ。
と自分の髭をなでるおっちゃん。
(O_O)
ムスリム、、、違うけどもうそれでいいや!髭で得した!
僕も一応髭を触ってニヤニヤしておいた。ニヤリ。
この時からリキシャのおっちゃんは絶対ムスリムぽい人を選ぶことにしている。(実際ぼられない気がする。)
通りを何回もウロウロして3周目くらいでやっと宿をみつける。
看板ないやんけー!


でも迎えてくれたスタッフも宿の雰囲気もすごくよかったのでよし。快適。朝食付き。
stops hostel

チェクインまでの時間を近くのレストランで潰す。安いところはなぜかしまっていたので、ちょっと高めの(といっても日本円にすると400円くらいで腹いっぱいいける)レストランへ。
働いた自分へのご褒美てきな!
カレーがうまい。
駅に向かうのに一回リキシャを利用してまる。これはほんまに人が自転車をこいで人を運ぶんだけど、京都の人力車みたくおしゃれなものではない。
50ルピーで僕は駅までいってくれるという男のリキシャに乗った。
細身の男は重いリキシャをこいで道をいき、坂を登っていく。

これは大変な仕事やな、と僕は素直に思った。これで、20分くらいこいで、100円。
それがこの人たちの収入源なんだけど、この暑い中を必死でこいでもらってそれにお金を払う。なんかそれは思いっきり自分とリキシャのおっちゃんの間に「差」を感じてしまうことで、うまくいえないけど僕はなんだかつらかった。
駅について50ルピー払う。
男はすごい目で僕をみて、あんなに坂を登ってきたのに、という仕草をした。
べつに100円でも200円でも僕にとっては大きな差はない。でも、初めに言った金額より多くを払うことは、したくなかったので(うまく説明できないが。)僕はただその場を去った。
ツーリストカウンターはすぐにみつかり、番号を発券して、しばらくまつ。
紙に行きたいところと日付を書く。
僕はSeptember 1st, Agra と書いた。
順番がきて
アーグラー行きの列車と、同じ日のアーグラーからバラナシ行きの夜行列車のチケットを買う。
バラナシに直接いける列車はないしくすぐ近くの街までいく列車に、のってそこからリキシャのれという話だった。
全部で3000円くらいだったと思う。
チケットカウンターのおっちゃんは丁寧に、座席と、乗り方の説明をしてくれる。
最後に、ほっとして
「いやー、よかった。明後日の列車がとれて!」というと
「うんうん、明後日…明後日?あさってじゃないぞ、9月1日は。」
(°_°)
どうして私の頭の中には8月31日の存在がなかったのか…。
はっ! 変えれる?いまからかえれる?!
「キャンセル料かかっちゃう(・ω・)ま、デリー楽しめ。もう1日くらい!」
ま、そういうもんかー(・ω・)よし、たのしむ!
ということでデリーにはもう計3泊することになりました。ちーん。
夜、旅人たちから飲みに誘われるも、疲れていたので宿でゆっくりして早く眠る。

晩飯はまた近くのレストランのカレー。
インドのカレー、ほんとうまいな。