踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出たナッカーサーが世界中放浪した果てにイギリスの大学院に留学するのかどうか、という毎日を綴るブログ。可能性迷子の毎日をお届けします。

踊る髭とタイの近代医療。

4月22日

6:30起床 久しぶりにすこしまとまった便がでた!(´Д` ) まさかのマッサージ効果なのか。。。と思いきやまた昼前には戻っていたのであまり変わらないのか。。

8時すぎに病院へ向かった。
僕は損保ジャパンの1年間の旅行保険に入っている。事前に電話すれば近隣のいい病院を紹介してくれて、しかもキャッシュレスで受診できるというシステム。もちろん後からレシートを見せて請求することも可能だ。
昨日電話で保険会社が紹介してくれたのはBNH hospitalという宿と同じバーンラック地区の病院。

宿のオーナーのMayが「いい病院よ」と。地元の人にも知られている大きな病院みたいだ。

場所も電車で一駅みたいだったので運動がてら歩く。東南アジアの日差し本当にきつい。サングラス必須。
20分くらいでついた。

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遠くから見てもかなり大きな病院だなー。

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こ、これは‥‥


なんと壮麗な!!

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一流ホテルかよ(´Д` )!! 

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ドアマンまでいるよ。。

全体的に壁はクリームがかった白色で証明も明るくあたたかく、病院の「圧迫感」みたいなものが微塵も感じられない。

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受付らしきところで簡単に状況を説明して問診票を記入し、一応通訳を希望。

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三階へ案内され、診察を待つ。
待っている間に血圧と熱を計る。熱は耳の穴に機械をいれて一瞬で計れるものだった。熱も血圧も以上なし。男性の看護師さんも丁寧。待合室には色んな国のひとがいた。

通訳のTさん曰く「バンコクの私立病院はだいたいどこもこんな感じですよ」とのこと。まじすか。大阪、、、僕が知らないだけで大阪の私立病院もだいたいこんな感じなの?

15分くらいで診察室に呼ばれた。
大柄の女性の先生だった。優しそうな顔をしている。

だいたいのことを自分で英語で説明して足らないところをTさんが補足してくれた。説明もほとんど聞き取れるが難しい単語は通訳のTさんが助けてくれた。

先生の英語のレベルはかなり高い。

便検査をすることになり、検査結果を待っている間、ついでにめばちこ(ものもらい)も見てもらうことに。これが台湾にいた頃から全然治らないのさ。全く痛みはないんだけども。

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5階に移動して耳鼻科へ。
ほんとどこも綺麗だなーーと感心。
看護師さんに呼ばれて視力検査と眼圧検査、血圧を計る。全て正常。

すぐ診察を受けれた。眼科の先生も女性だった。細身でメガネをかけて知的な印象。

診察はテキパキしていてペンカメラで(歯科でも使うようなもの)で瞼の裏の腫れてる部分を写して見せてくれた。

「よくある症状よ。心配することないわ。まず、こういうケースで第一選択はしっかり温めること。温められるアイマスクとあと抗生剤の飲み薬と目薬、瞼に塗る塗り薬を処方しますね。」

と先生。腫れが引かないようだったら切っちゃいましょうかとニコッと笑った。

とりあえずもう一度お腹の方の診察室に戻ると検査結果がでていた。

「悪い菌もいないし、大きな問題はありません。抗生剤も今回はいりません。ただ、こういうケースは長引くことが多いのでしっかり水分をとって胃腸に優しいものを食べてね」

先生はそういって善玉菌のカプセルと腹痛の薬を処方してくれた。
一応、眼科の薬との飲み合わせは大丈夫か聞くとパソコン上でその場でチェックしてくれて「あ、眼科の薬下痢を起こしやすいやつね。変えてもらえるように伝えておくね」とその場でスムーズに投薬も変更してくれた。

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会計は一階。
待っている間に通訳のTさんが薬の説明をしてくれた。Tさんはまだ医療通訳を始めて一年くらいでたまたま機会があってバンコクにくることになったらしい。

名前を呼ばれて、キャッシュレス診療なのでレシートにサインをして終了。
全部で25000円くらい?
保険よありがとう。

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薬を入れる紙袋がカワイイ。

それにしても、、、1患者として、なんて快適に診療を受けれたことだろう。Drの技術の程はわからないし、僕は日本の医科の現状に詳しいわけじゃないが、「アジアの中で医療は日本が1番進んでる」なんてのはもう日本人だけが持っている幻想なんじゃないかと思ってしまった。

何を持って「1番進んでる」と捉えるかにもよるだろう。「最先端技術」を扱えるDrがいる、ゴッドハンドがいる、という捉え方をするなら日本は進んでいるのかもしれない。

だが病院の設備、病院内のデザイン、患者さんへの対応、外国人への対応、患者満足度、あらゆる面を総合して考えたときに

はてしてアジアのなかで日本の病院に競争力はあるだろうか。

現在年々増加するインバウンド(訪日外国人)に向けてのビジネスが声高に「チャンス」と叫ばれているが、日本の医療は果たして戦っていけるのか。医療ツーリズムなんてわざわざ日本に来るだろうか。

日本では、英語を流暢に話せるDr.を探すだけでも一苦労なのだ。シェアハウスを運営していて何度か僕はシェアメイトを病院に連れていったことがあるがその度に苦労する。通訳を常在させている病院もどれだけあるだろうか。

すべては「日本国内では必要なかった」ことなのだろう。それが必要になったとき、いまの日本の教育の在り方で、本当に競争力のあるDrを育てることができるんだろうか。

もちろん勝ち負けで医療を語りたいわけじゃない。目の前の患者さんが納得して医療を受けられるのが一番大切だ。

だが、バンコクの今日僕が受けた「近代医療の診察」は、総合して、1人の日本の医療人が1患者として「すごい」と感動してしまう程のものだったことは、頭の片隅に置いておいて頂きたいと思う。

たぶん、普通の大阪の一般人が今日僕がいった病院いったら皆同じ感想を持つと思うよ。単純に「え、なに、日本より超スゴイやん」って。

治癒過程はまだわからないので効果の程はまだまだ不明ではあるが。

あ、上記はあくまでも僕個人の一つの経験からみた単なる感想です。この病院が凄かっただけかもしらないけどね!


タイを出る頃には全開しておいて欲しいと願うばかり!
先生方ありがとう!

大きな病気とかじゃなくてよかった。
治すぞー!