踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出たナッカーサーが世界中放浪した果てにイギリスの大学院に留学するのかどうか、という毎日を綴るブログ。可能性迷子の毎日をお届けします。

ブエノスアイレス④〜受け継がれている剣の精神

1月7日

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やっとブエノスアイレスに帰ってきたー!そしてヒューストンで行方不明になったバックパックが戻ってきたーー!ついにーーー!

中身も全部そのまま。サバイバーやわ。君ほんまサバイバー。イケてるわー。



バックパックを受け取りほっとして、この日はアルゼンチン人の友人エマに紹介してもらって剣道の道場を訪ねた。

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ブエノスアイレスの中心部からそんなに遠くないところにある日本人会会館。ここに立派な道場が。

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あたたかく迎えて下さったのは師範の木村先生。この日は合同稽古だったらしく他の道場からも生徒さんが来られてました。木村先生には防具をお借りすることになり大変恐縮でした…。
皆さんすごく熱心で、僕も動けないながら一生懸命稽古させて頂きました。
竹刀と道着袴を貸してくれたエマにも感謝です。

アルゼンチンでは防具や竹刀を手に入れるのは簡単ではなく、アメリカからの輸入などが多いそう。

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アフター剣道もばっちり参加させて貰いました。オシャレなBARでビール。

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アルゼンチンの剣道は、50年ほど前に駐在員だった方が剣道をされていたことから始まったらしくその方が木村先生の師匠にあたる方らしい。

地球の裏側のアルゼンチン、ブエノスアイレスでも100人を超える人達が稽古に励んでいる。

「昔、僕の師匠に『力抜け、もっと力抜け』って言われました。今日の僕は、打ってやろうとして、余分な力ばっかりでした。」と僕がいうと

「剣道の先生方の動きを見ていると、ゆっくりなんですよね。長く続ければそうなっていけるのかもしれません。ほら、人間の身体は年をとると動かなくなるでしょう。そこからもっと、上手くなっていくんじゃないか思います。」と木村先生は言われた。

朗らかな方でなんだか今は亡き自分の師匠と話をしているようで、嬉しかった。そして「力をぬく」という剣道の勘所を、このアルゼンチンでも共有できたのが、何より変え難い。

やはりそこを見失ってはいけないんだな。


得難いのは出会い。

今日の日の出会いも、必ず自分の剣に活かされてくるはず。

今日剣を交えた皆さんともまたどこかで、剣を交えれることを願って。

本当に良い稽古を頂きました。