踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出た髭の人が世界中放浪した果てに結局海外大学院留学せずに帰国→家族でベトナム ハノイ移住→その後ドイツで大学院卒業→現在はカンボジアでのらくら。

カンクン③〜セノーテ 聖なる泉でダイビング〜

12月27日

今回セノーテ・ダイビングでお世話になったダイビングスクールはこちら!

「イグアナダイバーズ」
http://www.iguana-divers.com/#!blog/c1kgu

メキシコ、カンクンからバスで1時間ちょっとのプラヤデルカルメンという町を本拠地にされている会社です。セノーテヘのダイビング経験豊富なスタッフの方が日本クオリティのサービス満点で楽しくセノーテヘ導いてくれます!

探せば英語のツアー等で安いものはあるかもしれませんが、日本語で説明を受けれる安心感に加えて心くばりの細やかさ、そしてお昼ご飯のお弁当まで…( ^ω^ )ここを選んで本当に良かったと思います。

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早朝のバスでプラヤデルカルメンへ。
晴れてよかった…!天候によってはせっかくセノーテに潜ってもきれいな光が見えないこともあると聞いていたので、大丈夫、自分ついてる!( ゚д゚)

8時にイグアナダイバーズのスタッフの方とバスターミナル集合!
代表のタツヤさんが元気に登場!今日は僕の他に3人ダイバーがいるみたいです。セノーテは1グループでガイドを含めて5人までしか入れないらしく、今回の僕の予約は滑り込みセーフだったそうで…!

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グランセノーテとドス・オホス、二つの場所を潜るということでタンク屋さんで酸素のタンクを準備。
ぶっちゃけ「セノーテに潜りたい」だけで、下調べもなにもしてなかったので予備知識はゼロ。ドス・オホス(スペイン語で二つ目の意味)ってとこがあるよんやなーくらいにおもってました。

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グランセノーテの前にセノーテの説明をタツヤさんから。
セノーテは天然にできた地下洞窟で、マヤ人の間では「聖なる泉」だったんだそうな。
このマップの示すとおり、セノーテはかなり広い範囲に広がっていて鍾乳洞があったり、いまだ未開の洞窟の奥があったり…少年の冒険心をくすぐりまくる場所なのだ。もちろん、迷ったら生きては帰ってこれない。危険も伴うのでタツヤさんの説明は真剣だった。


真剣に楽しむ!
ということでこのメンバーでいざセノーテへ!

ちなみに僕は完全にペーパーダイバーなので、「え、この空気入れたり抜いたりするやつなに?!」とか完全に素人丸出しでした。あたふたしてましたね。はい。

1列になって潜っていくんだけど、しんがりを勤めてくれた方がなんとレスキューダイバーというベテラン資格を持つ人で…後ろから二番目だった僕は安心感半端なかったっす。ありがたかったっす。


空気を抜いて沈んでいき、そこに広がっていたのはまさに絶景。

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晴れていたのが幸いして、光のカーテンがものすごく綺麗に見れた!!

そして僕たちは洞窟の奥へ。

中性浮力中性浮力!」とタツヤさんに言われていたものの、「ちゅーせいふりょくって美味しいやつだっけ?」というくらいダイビングのことなんか覚えて無かった僕は浮き上がりまくりで2回くらいセノーテの天井に頭うちました(°_°)

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洞窟の奥で1度水面に顔をだし、タツヤさんからアドバイスをうけ、再度セノーテへ。ワンダイブ40〜50分。十分楽しめる時間でした。

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ドス・オホスに移動して、グランセノーテ以上の鍾乳洞感を味わい、大冒険だったー!と楽しんだあとは、

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ひるめし´д` !
なんと豚の生姜焼き!日本食なける!
ビールまでふるまっていただいて感動でした。

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ダイビング終了後もタツヤさんとプラヤデルカルメンの美味しいシーフードの店へ。
激混みのこの店のセビッチャという海鮮物とトマトとか和えたやつがうますぎた。ビールすすみすぎるやろ。。。

「脱サラして、ダイバーになって。中米フラフラしてたらセノーテの魅力に魅せられてしまってねー。自分でここで会社始めることにしたんだよ。」と、タツヤさん。

「お金がどうこうっていうよりもね、セノーテが本当に好きで。まだまだ、わかってないことや、誰もいったことのない場所がセノーテにはめちゃくちゃあるんだよね。もっともっと、そういう未踏の地に行けるようになりたい」

そう語るタツヤさんは少年みたいな顔をしていた。



帰りもカンクン行きのコレクティーボ(乗合バス)乗り場まで送ってもらって、本当にいい1日を過ごせました!

メキシコ最終日、3週間のメキシコ横断もおしまい。

明日はついに南米、アルゼンチンへ!