バハ・カリフォルニア①日本人宿のつもりだったのに。
12月7日
ロサンゼルスでの乗り継ぎを終え、飛行機を逃すことなく(トラウマでファイナル・コールがかかるたびにびくびくしてしまう。詳しくは踊る髭の冒険〜きょう、飛行機に乗れませんでした 参照 )、やってきたぜー!ロスカボスー!メキシコ!
どこやねん、というとここ。
メキシコの西、バハ・カリフォルニアと呼ばれる地域であります。なんたって色んな旅人からここの海はほんと綺麗だってきいたもんだから、メキシコは西のバハ・カリフォルニアから入って東のカンクンまで抜けることにしたんだよね。
飛行機から見える海がすでに超きれい(´Д` )!ずーと山とか砂漠とかを抜けてきたもんだから海で泳ぎたいんやー!
入国審査も一瞬で、特に問題なく空港の外にでるとそこは南国…ッ!甘い匂いが漂い陽気な人々がならぶ南国の空港!
南国にも、サンタ!!
とりあえずこのロスカボス空港から、ラパスという町までいかないといけない。ネットで調べた感じ、日本人宿ぽかったBaja paradiceという宿がラパスにあって、さらにラパスではなんと「ジンベイザメと泳げる」という情報を他の旅人達から聞いていた。
ラパス行きのシャトルバス、36usドル結構高い。まってる間に半袖短パンの少年スタイルに着替えて、いざラパスへ。
3時間くらい、サボテン生えてる道を走ります。いやー、あったかい国はいいなー。
シャトルバスは宿の前まで行ってくれた。中に入るとメキシコ人のお姉さんが1人。英語は通じない。
スペイン語でなんとかやりとりして予約のメールをやりとりしてくれたMichikoという女性がここで働いてるか?と聞くと「うん、水曜日にね!」とのこと。どうやらもうオーナーの日本人夫妻はオフシーズンはあまり宿にいないみたいだ。ダイビングツアーのサービスもやってないらしい(°_°)ジンベイザメ…まさか会えないの?
困った。完全に日本人宿で楽に情報を得るつもりできてしまったので何も代替案がない。そしてほかに宿泊客がいる気配はない。きれいだし雰囲気いいし、いい宿なのに!
ネットでジンベイザメと泳ぐツアーを検索するも、なかなか今日いって明日いけるという雰囲気のものもないし、値段も結構高い。
どうしようかなー、と思っていると宿の廊下にフライヤーを見つけた。
ネットで見た他のツアーと比べるとかなり安い。試しに書いてあるFBのページを覗いてみると、なんとジンベイザメと泳いでる動画が昨日上げられてるじゃないか!(°_°)
僕はさっきのお姉さんに電話貸して!といってフライヤーの番号に、かけてもらった。
「Hablas Engles?」
英語は話せる?と聞くと電話の主は流暢な英語で喋った。殆どスペイン語訛りのない、きれいな英語。男はベンジャミンと名乗った。
「明日ジンベイザメと泳ぎたい?もちろんオッケーだ。朝迎えにいくから、宿の前で待っててね」
電話からは男は明るく誠実そうに思えた。なんとかなるもんだなー!と僕は念願のジンベイザメスノーケリングツアーに行けるのが本当に嬉しかった。運がいい!
ほっとしてラパスの町をぶらぶら。
海が綺麗だ。
海沿いで人が多かったレストランに入った。店主がかなり日本語が話せて、日本に住んでいたとのことだった。海外で片言の日本語を話せる外国人に出会うとなんだか警戒してしまうけれど、この店主は色々説明してくれて根っからいい人ぽい。
タコスーー!人生初タコス!!
うまかったー!海鮮がのったタコスうまし!
注文取りにきてくれた兄ちゃんがすごく陽気で、飯食ってると「どうだ?うまいか?うまいだろー!イェーイ!」って拳を合わせて来たりする。
好きだ、メキシコ。
まだ初日だけど。みんな優しい、いいとこだ。