踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出た髭の人が世界中放浪した果てに結局海外大学院留学せずに帰国→家族でベトナム ハノイ移住→その後ドイツで大学院卒業→現在はカンボジアでのらくら。

東チベット〜康定〜

9月14日
 

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空港で夜を明かして、ー6時の飛行機で成都から康定(カンディン)へ。
 
一時間くらいのフライト。着いたらすぐに空港のそとに市内へのシャトルバスが待っている。

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乗れなくてタクシーを拾ってる人もいたので、カンディンに着いたら早めに外に出るほうがいいかも知れない。

 

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バスの中からの景色がすでにすごい!
となりに座った女の子がいい子で(杉田くんが中国語が話せて本当によかった。)窓の外を見ながら「あのへんは新しい地域!」とか説明をしてくれた。
 
 
「どこから来たの?」「日本から」の会話のあとに一拍あいて僕をみて「あなたも、、、日本人?」と聞かれるお約束な一幕もあった´д` 
目をつけていた宿の場所を見せると、ここでおりなさい!と教えてくれたりした。
カンディンもすごく人が優しい。
 
場所がわからなくてしばらく歩いていて、目印になるバスターミナルを探していた。

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その辺のおばちゃんに聞くと2人のおばちゃんは一斉に反対側を指差して
「あっちあっち!」と叫ぶ!
いやいやどっちやねん!と僕らはもう一組にいちゃんたちを捕まえて、もう一度聞いた。
 
するとにいちゃん達も揃って同時に
「あっち!」
「あっち!」
と反対側を指差す(つД`)!はやってんのかそれ!
 
その後適当に歩いて宿を見つけた。
 
Konka international youth hostel

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ここは本当にいい宿!ドミが40元と値段も手ごろで、
設備も申し分ないうえに、この8月から働き始めたというヨウちゃんという日本語が話せる中国人スタッフがいる! 

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彼女はいつもニコニコしていていい子で、他の旅人と一緒に近くの温泉に行くのに僕らを誘ってくれた!
 
夕方から温泉に行く前に街をぶらぶら。

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チベット系の人達の髪型や髪飾りほんまにオシャレ。
僧侶が被ってる帽子が謎におしゃれ。
 
 
温泉はバスに乗って20分くらいのところにあった。

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近づくと硫黄の匂いがしてくる。建物が趣があってすごくいい。
温泉の大きさによって値段がかわるということで、一人45元の部屋をチョイス!
30分ほど待ってなかへ!
 

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グループごとに隔てられた温泉部屋があるようで、写真のような感じだった。
「、、、ちょっとおもてたのとちがうけど、よし!」
とみんなはしゃぐ!
 
中国の温泉は水着ではいるんだけど髭と杉田はもっていなかったので、ええ、そうです、下着で入らせていただきましたとも
 
温泉内ではしゃいで写真をとるも「股間が…目立ちすぎる」と気を使って写真を加工して保存してくれたRayくん、本当にその節はお世話になりました。
 
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このRayくんが、ベストオブチャイナ賞をあげたいくらいナイスガイだった。
めちゃめちゃいい笑顔で笑うし、ものすごく元気であかるくて言葉の通じない僕にもどんどん話しかけてくれるんだけど、それだけでなく
満員のバスの中でお年寄りに席を譲ったりするんだよ。しかも去り際におばあちゃんに
「気をつけてな!」と一言。
 
どんだけええ奴やねん・゜・(ノД`
漫画の「岳」の主人公がリアルでいたら、こんな感じだろうなあ、っていう好青年ぷりでした。
本当、出会えてよかったなあ。旅は楽しいなあ。
 

 

美味しい晩飯を食い、明日に備えて早めに就寝!

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この食堂のおばちゃんとおにいちゃんがまたすごくいい人たちでした。
 
高山病の薬「ダイアモックス」を二人して服用。
薬剤師の弟から「半錠でいいと思う」との指摘を受けていたので半錠ずつ飲む。
 
副作用として「利尿作用」があるんだけどこれがもうマジ半端ねえ。
 
夜中に起きてトイレに行くなんて僕はほとんどないんだけど、そんな僕でも二回、もともと頻尿一族に生まれたしんごに関しては4、5回はベッドからトイレへ駆け込むことになった。
 
これはつまり
『高山病にならない→でも長距離バスで尿意とは戦わないといけない。』
という黄金図式ができあがるということ。
 
「俺、オカンに、おむつもらってん。これもっていき、って。」としんご。
 
愛、だよね。
 
僕は初めて成人男性が横でお漏らししている表情をみることになるのか!
明日はリタンへ!尿意とのたたかい!