踊る髭の冒険

30歳を目前に仕事をやめて旅に出たナッカーサーが世界中放浪した果てにイギリスの大学院に留学するのかどうか、という毎日を綴るブログ。可能性迷子の毎日をお届けします。

インドの『マウス・リフレッシャー』。

9月3日

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朝5時起きで、ガンジス沿いで行われている儀式を見に行く。

男たちが並んで、ガンジスに向かって舞ったり、笛を拭いたりしている。
一通り儀式が終わったくらいに、沐浴をする人達がたくさんやってきてその身体を母なるガンガーに浸す。

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面白かったのは一人の女性が携帯電話をもちながら沐浴をしていて
「なに?あたし今ガンガーで沐浴中!」みたいな会話をしていたことだった。

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変わるものと変わらないものと。


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一旦宿にかえって昼から宿の兄弟の兄貴のクリシュナと2人ででかけようという話になる。お金はいらないよ、といいながら「色々案内するから、すこしあとでチップをくれる人は多いけどね」と付け足すあたり、うーんインド(°_°)って感じだ。

ローカルに案内して貰う方が断然1人で歩くより楽しいので、クリシュナと出かける。夕方には昨日から一緒に行動しているギリシャ人のフィリーとメインガートのあたりで落ち合うこと約束をしていた。

クリシュナはバイクの後ろに僕をのせて
バラナシう大学へ向かった。

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この兄弟も卒業してるというこの大学は、彼曰くハーバード、オックスフォードについで「世界第3位」の大学らしい。

いやいやいや!きいたこともないぞ!
心の中でつっこみながら、誇らしげに語る彼の話を聞いていた。
(実際絶対ちがう。)

大学の中はまるで別の街で、緑が多くて気持ちがいい。

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サモサとチャイをたべる。
ここがバラナシで1番いい場所だ、とクリシュナはいう。確かにいい場所だと思う。なにより静かだ。



街に戻って「マウス・リフレッシュ」を体験してくれ!というクリシュナに連れられてある店へ。

どんなんやろう、口のなかがスースーする感じの柑橘系の?と色々想像していた。そういえばインドでは列車のなかで、木の枝で歯を磨くひとたちを見たな。

連れて行ってくれたのは大通りに面した小さな店で、やたらいい笑顔の兄ちゃんがやってる店だった。

マウス・リフレッシュってこれは

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ベタルナッツや!( ゚д゚)
そう東南アジアとかでよくおっちゃんたちが噛んでて口腔ガンの原因とかになるというあの。

単なるベタルナッツでなく、ここでは色んなフレーバーを混ぜ込んでくれるみたいで、

「こいつには甘いやつ、頼むよ」
と、カクテルかよ!ってな感じでカウンター越しに調合を頼む。

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ココナッツパウダー、七色の胡麻みたいなの、緑色の液体、そして、めそ…

という往年のギャグ漫画の秘薬の調合シーンを思い浮かべるほどの すごいよ!ベタルナッツ屋さんっぷり。

もうなんだかわからない材料を混ぜませして、葉っぱでくるんで、完成。


口の中、お香の香りでいっぱい。
そんでもうびっくりするくらい甘い。

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飲み込むなよ!と言われるもののそいつは無理な話でどんどん口の中に唾液と混じったよくわからないものが溜まっていく( ゚д゚)

「吐くなよー(^ω^)」
とクリシュナはそのまま僕をオートバイに乗せて次の目的地猿の寺院へ。

もう口の中が◯※△でこの間の移動のことはなんにも覚えていない。


よくインドの街中で道に赤い染みができてるんだけど、あれ「血かな?!」と思ってたけど、実はこのベタルナッツ入り秘薬マウス・リフレッシュを食んだおじさんたちがぴゅー!っと吹いたあとだったんですね。

寺についてすぐ吐きました。

ぶぶぶ、文化の違いやで!


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猿寺院で「ハヌマーンの印」を額に塗って貰う。なんて嬉しくなさそうな顔してんねん自分。



しかしこの効果なのか、午後から町を歩いているときに声をかけてくる輩が少なかった気がする。ハヌマーン様ありがとう。

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ただ、半分予想していた通り、フィリー達とは合流できず。宿に帰って昨日のルーフトップレストランでガーリックヌードルを頼んだらキツすぎて次の日までアウチな感じになりました。

口の中がもう色んなにおいや!



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Naveenとクリシュナはいい兄弟だった。
彼らの宿のビジネスはまだまだこれからだけど、応援してあげたいなと思った。
2日いてみて、列車のチケットをとってくれたり、町を案内してくれたり、本当に真面目に仕事をしてくれたので。

カオスを集めて集めきった町、バラナシで少なくとも心が休まる宿があってよかった。

明日はバラナシを離れて、ブッダが悟りを開いたという聖地、ブッダガヤに向かう!